長時間働いてるのに生産性も上がらず経済も停滞してるのは何故だ！問題

(´・ω・｀)おおかみさんです

表題の件について、個人的に思うところを軽く殴り書き。

長時間働いてるのに何故生産性上がらないのか。
長時間働いてるのに何故経済成長しないのか。

何故だ？

こんなこと言う人、未だに割と多くいるよね。
うちの身内とか身の回りにもいっぱいいる。
テレビや新聞とかでもそんな論調よく見かける。

でも、その発想がそもそも逆なんだよな。

長時間働いてるから生産性上がらない。

長時間働いてるから経済成長しない。

そこを履き違えたらダメ。

働く時間の長さ＝仕事量
という発想の時点でもうダメ。

無駄な時間かかるのは無能の証。
時間かけただけで仕事した気になるのは無能の証。

もちろん、「かけるべくしてかけた時間」なら何も問題ないんだけど。

果たして今の日本社会、
本当に必要な時間だけをかけて仕事してる人がどれだけ居るのだろうか？

もっと効率化できるのにやらず、無駄に時間ばかりかけて、本来ならさっさと終わらせられるはずのことをダラダラやって、
あ〜めっちゃ仕事頑張った〜、とかやってる人多くないかな？

そんなことしてるから生産性上がらないんだ。

日本人特有の努力信仰が最大の障壁

日本人は何故か、努力とか苦労というものを崇拝する民族だったりする。
そういう考え方するのは個人の勝手だけど、それが社会全体に蔓延ると害悪にしかならない。

結果的に努力したり苦労することになるのは仕方ないが、「努力すべき」「苦労すべき」みたいな思考はゴミ。

よく「苦労は買ってでもしろ」とか言うよね。
あの言葉はクソだと思う。

先人がした努力とか苦労というものは、
それを教訓にして後世が「少しでも苦労せず済むように」活かす為にあるものだ。

そうすれば、先人が四苦八苦して試行錯誤した分の時間を短縮して、浮いた時間を別の試行錯誤に充てて進歩できる。

今の日本はどうか？
「俺たち(先人)だって苦労したんだ。お前ら(後世)も同じように苦労しろ。」
とかドヤ顔で言っちゃう人いないかな？

ハッキリ言って、あれはアホ。
「僕は自らの教訓を後世に伝え、活かすことのできない無能です」って自己紹介してるだけ。

仕事の場でもどこでも、これは同じ。
「苦労して良いことはない」

なるべく時間をかけず、なるべく苦労せず、なるべく努力せず、できるならそれに越したことはない。

自分は苦労したのに後続は同じ苦労しないなんて許せない、後続だって同じように苦労しろ、なんて卑しい根性は捨てろ。

かけた時間、努力、苦労、その教訓を職場全体で共有しよう。
そして、より効率よく早く正確に仕事を終わらせられるよう、職場全体で効率化していこう。

そうしてようやく生産性上がるし、早く帰れるようになるし、みんなハッピー。

もちろん、これの実現には
早く正確に効率よく仕事をすることを評価し、相応の賃金を払う、というのが前提として必要だけど。

その為には極論、現状の無価値な評価を下してる層、つまり
前述した古い価値観に凝り固まってる無能な上層部に早急にご退場頂くのが最善。

余暇を楽しむ。娯楽を楽しむ。

あと、古い価値観を持つ日本人は何故か異常に敵対視する余暇。
これを楽しみ、適度に金を使うというのも超重要。

冒頭にて、「長時間働いてるから経済成長しない」と書いたのは、
上述のように無駄な長時間労働をしていると、余暇等で金を使う時間的余裕すら無くなるから、という意味。

いくら効率よく仕事をこなして時間を作っても、稼いだ賃金を貯めてばかりで使わなかったら、そりゃあ経済全く回らない。
不況脱出なんて無理。

日本人は、余暇を敵視し、仕事を賛美するけども。
余暇を十分に楽しむことができないと、仕事なんて価値ないんだよ。

最低限の生活必需品はどうしてもみんな買うから良いけど、それ以外の余暇系を敵視して金出さなかったら経済回らないの。
経済回らないと経済成長なんか有り得ないし、経済回らないってことは仕事の価値も賃金も下がるの。

余暇は悪じゃない。
余暇こそ善なの。

そこ勘違いしてる人が多い。
そんな人に限って、表題のような頓珍漢なことを平気で宣う。

だから、そういうの見かける度にこうやって文句の一つや二つ言いたくなる。

まとめ

長時間労働にも関わらず生産性最悪、経済成長も無し、の問題。
システム的な問題は山ほどあるけど、その根底にある日本人的な古い価値観が全ての原因だと考える。

即ち、
努力はするものだ、苦労はすればするほど良い、余暇は敵だ、とにかく仕事に時間かけろ。

違う。逆だ。

努力はなるべくするな
苦労なんて害悪だ
余暇こそ善だ
仕事に時間かけるのは無能だ
そして、仕事はとりあえず時間費やせば良いと思ってるゴミは、末端・上層部問わず死ね