電車内で体調崩して倒れそうになった時の話。
(´・ω・`)おおかみさんです
今回は特別お題に乗っかって表題の通り、
自分がされて嬉しかったエピソードを書いてみる。
JR西日本とのコラボ企画っぽいけど、JR東日本での出来事でも良いよね?(´・ω・`)
では、回想スタート。
あれはまだ働いてた頃、朝の通勤電車での事。
少し肌寒い時期だったかなー。
少なくともクールビズ期間ではなかったと思う。
割と体調悪くなり始めてた頃。
いつもの路線で通勤の途中。
都心部へ向かう通勤ラッシュ時の電車内、
もちろん座れるはずもなく、体調そんなに良くないながらも、いつも通り吊革持って立ってた。
まだ勤務地最寄りの駅まで時間ある付近で、異変が起こった。
今思えば、アレは血圧が急激にどんどん下がってた症状だな。
突然、吐き気がしてきた。
気分が悪い。
頭が痛い。
でも、最初の異変の時点では、気持ち悪い程度で「吐きそう」レベルではなかったから我慢した。
それがいけなかったのかもだけど。
我慢してるうちに急速に体調は悪化していく。
頭痛は酷くなる。
吐き気も酷くなる。
めまいがする。
視野が狭まる。
視界がボヤける。
息が浅くなる。
息が荒くなる。
いつの間にか、手は痺れて感覚がない。
指先も硬直して殆ど動かせない。
フラつく。
脚も痺れ始めた。
もう絶体絶命。
これはガチでヤバイ。
そう思ったときには既に遅し。
次の駅で満員電車の人混みを掻き分けて降りるという手も、
麻痺が始まった脚では難しい。
満員電車内だと、とりあえずしゃがみ込むというのも難しい。
大ピンチ。
その時、気付いてくれる人がいた。
もはや周りの状況を認識するのも難しい状態になってた俺は、
恐らく傍目から見ると
「真っ青な顔で目の焦点も合ってなくてハァハァ息荒くてだんだん変な姿勢になっていくヤバイ奴」
に見えたんだろう。
それでも、昨今の世の中考えると、
関わらないでおこう……
と放置されてもおかしくなさそうな気がしてたんだけど。
その時はそうじゃなかった!
目の前の座席に座ってた女性が一言
「大丈夫ですか?座りますか?」
と。
はい、とだけ辛うじて答え頷いて、
(ちゃんと声出てたかわからないけど) 席譲って貰って。
そのまま勤務地最寄り駅までぐったり。
座った後もしばらくは悪化が続いたから、うずくまるようにしてジッとしてた。
幸い、勤務地最寄り駅に着く頃には、何とか自力で歩ける程度には回復してたけど。
ただ、あの時、ちゃんとありがとうってお礼言えたかどうか、記憶が定かではないんだよな。
声等から、なんとなく女性だとはわかったけど、どんな女性なのかは認識できなかったし。
(それぐらい視覚が機能不全起こしてた)
体調回復した頃には、もう途中駅で降りてしまったのか、それっぽい人見当たらなかったし。
というわけで
されて嬉しかったエピソードでした。
マジであの時、声かけて貰えてなかったら、
席を譲って貰えてなかったら、
そのまま倒れて急病人で非常ボタン押してもらって駅員さんに運び出されることになってたと思う。
本当に助かった。
嬉しかった。
ありがとう。