おおかみさんの気まぐれ雑記帳

うつ病やSEの経験談、仕事のことや考え方等を気まぐれに書き連ねていきます(´・ω・`) Twitterアカウントは @marrella

いじめ の体験

(´・ω・`)こんにちは、おおかみさんです

今回は、
いじめた経験」も「いじめられた経験」もある
おおかみさんの “いじめ” というものに対する見解の話。


いじめた経験

確か中学1年生の頃、友達経由で知り合った別クラスの人をいじめたことがある。
そのときの友達と、ノリで。
というかその頃、友達同士の間でちょっとだけ流行ったイタズラ (嫌がらせ) をその人にもやってて、それが少しエスカレートしただけなんだけど。

はっきり言って、多くの場合、
いじめをしてる本人達に “いじめ” だという認識はない。

大抵のいじめは「ちょっとしたイタズラ」から始まってエスカレートする形を取る。
初めから明確に「あいつをいじめてやろう」と思ってるパターンは、確かに存在はするが少ない。


個人的に、いじめが発生、エスカレートする原因は以下にあると思う。

  • 集団心理
  • 同調圧力
  • 周りが止めない
  • 被害者が意志表示しない


頭の中身が幼稚だと、往々にして下らないイタズラをしたりする。
そして、友達がそれをやり始めると、自分もそれをやっておかないといけないような “流れ” になりやすい。
その流れを無視できる人なら良いんだけど、アホな凡人は残念ながら流されやすい。

んで、さっきも書いたけど、やってる本人には “いじめ” って自覚が全くないから、
被害者か第三者が声をあげないと気付かない


俺と友達のときは、被害者の親と担任を経由して指摘されて
「そんなに思い詰めるほど嫌だったのか」
「これいじめになってたのか」
と初めて気付いた。

あ、もちろん報復とかはしてないよ。
ちゃんと謝罪した。


……で。
たぶん、このエスカレートは誰かが声あげないと止まらない。
行き着くところまで行ってしまう可能性が高い。
俺と友達の場合は、被害者が親と担任を経由して声あげてくれたから途中で気付けたけど。

周りが声あげることさえすれば、いじめの半数以上はエスカレートする前に止められるんじゃないかな。


いじめられた経験

確か幼稚園、小学校、中学校のとき。
それぞれ質は違ってて。

幼稚園のときのは「コミュニケーションとして」
世の中には、いちいち暴力を振るわないと他人に接触できない人間ってのが一定数いるけど、それだった。
特に意味は無くても「話しかけとセットで」「返答の代わりに」「なんとなく」「とりあえず」で殴る。
そんな輩がいる。(家庭環境が窺い知れる)
……で、それに俺が反撃しないから、反応が薄いから、どんどんエスカレートしていった。
その後、小学校に上がって、そいつ自身がいじめられる側になってから気付いたらしく謝ってきたけど。


小学校のときのは「イタズラの延長」
イタズラの延長で軽く叩いたりが、相変わらず反撃しない俺のおかげでエスカレートしていって、殴る蹴るに発展した。
ある時、エスカレートしすぎて尋常じゃなく痛かったときにキレて反撃したら、それ以降なくなったけど。


中学校のときのは「いじめようと思って」
中学の頃の俺は既に捻くれてたから、不良から何言われても何されても従わず刃向かってた。
それが「生意気」「むかつく」「うざい」と映ったようで、あからさまに俺を標的にして嫌がらせや暴力をしてくるようになった。
この場合は、最初から俺をいじめようとしてやってるわけだから、反撃しても反撃しても「まだ立場がわからないのか」「もっと力で捩じ伏せないと」ってなるようで、いじめは止まらずエスカレートする一方

この時は、下っ端はもちろん、不良のトップ (ガキ大将的な存在) からも色んな脅迫や暴力受けてて、それでも屈せず反逆し続けてたら
トップが「あいつにはいくら脅しても殴っても無意味。体力と時間の無駄」と判断して、下っ端たちに「あいつに関わるのはやめろ」と命じたらしく、それ以降は極一部のアホ数名以外からは何もされなくなった。


結論

そんな感じで、いじめたりいじめられたりな体験から思うこと。

いじめを完全に無くすことは不可能。

まずこれは前提。
小規模ないじめなら自然発生してしまうもの。
それは仕方ない。人間だもの。
その上で、発生してしまったいじめをエスカレートさせず、如何に小規模な段階で止めさせるか。

そのカギは、

  • 周囲が声をあげること
  • いじめられてる本人が全力で抵抗すること

この2つ。

周囲が〜……ってのは割と言われてるけど、
いじめられてる本人が、のほうは全然言われてない気がする。
でも、個人的にはこちらが一番重要だと思う。

嫌なら嫌だと表明する。
痛いなら痛いと表明する。

それでもダメなら全力で殴る。
半端な反撃ではダメ。
それは報復の余地を残すから。

徹底的に反撃する。
相手を病院送りにするつもりで手加減なく。

それが一番大事。

そこまでやれば、相手も頭を打つ。
そこまでやれば、さすがに周囲も動かざるを得ない。


いじめ問題の一番厄介なところは、
いじめてる側も、
いじめられてる側も、
その周囲も、
自分からは動こうとしないところにある。


いじめてる側は、冒頭でも書いた通り自覚がないことが多い。
動くはずがない。
自覚があっていじめてるパターンなら、尚更動くはずがない。

その周囲は、取り巻きにとっては所詮 “他人事” 。
他人の面倒事にわざわざ首を突っ込む物好きはそうそう居ない。
これまた動くはずがない。

だったら

だったらいじめられてる側が動くしかないだろ。

周りに期待できないなら、
まず自分が動くしかないだろ。

強引でも何でも良い。
自分が動いて、無理やりにでも力づくでも
周囲を動かす。
周囲が動かざるを得ない状況を作り出す。

それが最も有効な打開策だ。



以上。

おおかみさんの見解。

(´・ω・`)ノあでゅー