おおかみさんの気まぐれ雑記帳

うつ病やSEの経験談、仕事のことや考え方等を気まぐれに書き連ねていきます(´・ω・`) Twitterアカウントは @marrella

自殺願望を乗り越えた自己暗示の話

(´・ω・`)おおかみさんです

おおかみさんは小学校4年当時、初めて自殺願望を抱きました。
あの頃は毎日毎日が辛くて、死にたいと毎日考えてた。

でも、ある時、それを乗り越えられたので、今回はそのお話を。


1. 自殺願望、その経緯

おおかみさんは幼少期、少なくとも幼稚園あたりからずっと習い事漬けで、同年代の友達と一緒に遊ぶ機会があまり無かった
それが積み重なって小学校4年の頃に自殺願望に発展したのね。
当時は確か、学習塾とピアノ、スイミングスクールを掛け持ちしてて、ほぼ毎日いずれかの習い事で時間が潰れてた。

特に学習塾の比率が高くて、嫌で嫌で仕方なかった。
学習塾の帰り、既に真っ暗になった街を走る車の数々を見ては、
「あれに飛び込んだら楽になるのかな」
と毎日毎日考えてた。


2. 気付き

ところで、よく巷では
「自殺者の遺族は悲しみで精神的負担大きいし、賠償とかで経済的な負担も大きい」
「相手を嫌だと思ってたら、相手からも嫌だと思われてる。 その逆 (好き) も同じ」

みたいなの、ちょいちょい聞くよね?

自殺を考える日々、死にたい理由はもちろん習い事漬けで遊べない生活から解放されたいのもあったけど、
自分が死ぬことで母に精神的・経済的打撃を与えて復讐できると思ったのも少なからずある。

ここで、巷のそれを思い出して、ちょっと待てよ?となった。

冷静に考えてみたら、
俺は母のことが大嫌いだ
母も俺のことが大嫌いだ
ならば普通、
大嫌いな人間が消えて悲しむか?
言うこと聞かないからと毎日毎日怒鳴り散らしてるほど嫌な人間が消えて悲しむか?
むしろ、清々したと喜ぶんじゃないのか?

父を悲しませてしまうことも考慮すると、これではただの父への打撃で、母への復讐にはならないじゃないか、と。
( 父は顔に出さないだけで、家族への愛は人一倍強い人だ )


3. 自己暗示

自殺したって何の嫌がらせにもならない、ただの犬死。
なんとバカらしい。
自分の死が母の喜びになるであろう、ということが何よりも許せない。
腹が立つ。

じゃあ、俺はどうすればいい?
どうすれば母への復讐になる?

ふと気付いた
喜びの逆をやれば良いじゃん

いつまで経っても、言うこと聞かない
いつまで経っても、思い通りにならない
そのままで
いつまで経っても、死なない
いつまで経っても、大嫌いな人間が生きて目の前に居る

母からどんな仕打ちを受けてもしぶとく生き続ける
それが復讐になる

その思考に行き着いたとき、自殺願望は消滅していた。


・最後に。

ただ生き続ける。
何が何でも生き続ける。
それが俺の復讐だ。

この強固な自己暗示によって、自殺願望は回避できた。

が、その後10年以上にわたって、
この自己暗示に自分で縛られ、苦悩することになるのは、また別のお話。


何にしても、こんな物騒な自己暗示なんか無くても普通に生きていけるほうが良いに決まってる


それと、
「自分が死んだらコイツは喜ぶんだろうな」
なんて人から思われるような人間にはなりたくない
ものだね。

うちの母なんて実の息子から本気でこう思われてたんだからね。
どんな育て方したらこんなことになるんだよ、って話よ、まったく。



最後は愚痴っぽくなっちゃったね(´・ω・`)
ごめんね(´・ω・`)

それではまた。

(´・ω・`)ノあでゅー