おおかみさんの気まぐれ雑記帳

うつ病やSEの経験談、仕事のことや考え方等を気まぐれに書き連ねていきます(´・ω・`) Twitterアカウントは @marrella

【ご報告】今回の就活のまとめ。

(´・ω・`)おおかみさんです

就職先、ようやく決まりました。

という報告ついでに、今回の就活を軽く振り返ってみる。


リクナビやら複数登録はしたものの、今回メインで利用したサービスは結局ココひとつ。
リクルートエージェント

理由は……単純に何かと便利で楽だったから、かな。

担当のエージェントに面倒な手続きとか色々丸投げできるのは素敵(`・ω・´)

自分は機会なかったけども、同時期の複数の面接日程の調整とかもエージェントがやってくれるらしいし。

書類選考段階までは基本的にネット上で全て終わるのも素晴らしいね。

その分、面倒なのは最初にネット上に情報登録するときに集約されるけども。

登録する時点で、履歴書・職務経歴書の内容考えておかないといけないし、求職するにあたっての理由や希望条件もこの時点で確定してないといけない。

ただ、リクルートエージェント登録時のエージェントとの面談で、経歴や希望を話した上で、履歴書や職務経歴書を見て「それならこういう書き方したほうがより良いですよ」とかのアドバイス貰えるから、あれは助かるよ。

・実際の数字

実際の最終的な結果を数字で出すと、

応募総数 : 89社
書類通過 : 09社
内定通知 : 01社

ざっくり言えば書類選考通過率 10% (小数点以下切捨) といったところか。

活動はだいたい2ヶ月ちょいだったけど、そのうち特に前半では書類選考の段階でひたすら何十社も落ちまくってたから、もっと割合低いイメージでいたけど。

実際に数字出してみると、空白期間長い割には意外と、世間一般の目安からすごく大きくは離れてないんだなー、って印象。

(だいたい10社応募して2社前後面接してもらえたら良い方、らしいと聞いた)

長い空白期間があっても「10社に1社は面接してくれる」と言えば、意外と「それでも会ってみよう」という企業があるんだな、と。
思ったよりは希望がある、と思わない?

ただし、書類選考落ちた理由の大多数は
空白期間が長いから定着性に懸念
空白期間が長いから (年齢の割に) スキル・経験不足
だったから、そこはやっぱり空白期間が長い者の宿命として覚悟しておかないといけないけども。


・空白期間について

さて、ここが核心かもしれないね。

俺と同じく、うつ病の経験があって再就職を考えてるor考えた人なら、恐らく必ずぶつかる悩ましい問題。

空白期間をどう説明するか?

うつ病であるorだったことを話すか否か?

結論から言うと、自分の場合は

うつ病歴を隠さず就活しました。

細かく具体的に言うと……

  • 書類自体にはうつ病のことは書かない
  • 書類には空白期間のことは「体調を崩して療養していた」「今は完治し万全の体調」との旨だけ書く
  • 面接にて「体調を崩したとありますが具体的には?」等と詳しく聞かれた場合だけ全て話す

だいたいそんな感じ。
まぁ、結局は多くの場合において詳しく聞かれるんだけど、中には体調云々について完全スルーor軽くスルーするところも稀にあるからね。

聞かれてないことは喋らない、聞かれたことは正直に喋る。
そういう方針。


ぶっちゃけ、一般的にこれは悪手と言われてるのは知ってるし、うつ病をオープンにした途端に表情が曇った・空気が変わった面接官がいたのも事実だし、そうなんだろう。


それでも俺が、敢えてうつ病をオープンにして面接に挑んだ理由はたった一つ。

もう自分を偽って生きるのは嫌だ。

その気持ち一つに尽きる。


世の中そういうもんだ、割り切ろう、自分の気持ちを封印すれば済む話じゃないか、諦めよう……

そうやって生きるのはもう嫌だ。

自分の気持ちにウソは吐きたくない。

その苦しみはもう十分味わった。

正直に生きたい。


ただ、それだけ。

特に深い考えはない。

本当に、ただただ、それだけのこと。


・うつ病をオープンにするメリット

デメリットは言うまでもなくわかるだろうから割愛。

メリットは、

  • うつ病に理解のない会社から落とされる
  • ウソのエピソードを考えなくて良い
  • 正直に話してるから心理的に楽
  • 自分という「人間性」そのものを見てくれる会社に出逢える可能性がある

といったところかな。

うつ病に理解のない会社だと、どのみちそんなところに入社したって自分が辛いだけだから。
会社側から敬遠してくれるのは、実はメリットだと思う。

面接通るためならウソでも何でも言ってやるよ!
って人なら構わないんだけど、俺みたいにどうしてもウソ吐くの嫌とか苦手って人は、ウソのエピソード作らなくて良いってのもメリットになる。
面接では聞いてくるところはとことん細かく聞いてくるから、うつ病を隠してウソのエピソードで誤魔化すとなると、かなり手の込んだ深いストーリーを練り上げとかないといけないからね。
俺みたいなちょっと想定外な質問飛んできたらキョドっちゃうタイプには難しすぎる。

あと、全て正直に話してるから気が楽ってのと、それによって見るところが見れば
「正直に答えてくれる誠実な人」
と捉えてもらえることも少なくない。

うつ病をオープンにした上で、それでも採用してくれる会社なら、
うつ病にある程度の理解があって、自分という人間を評価してくれている、働きやすい環境である可能性は高いと思う。

・うつ病をオープンにする場合の注意点

注意点というか、自分が気をつけたこと、かな。
オープンにする場合、単に「うつ病でした〜」って言うだけではさすがにダメ。

  • 何故うつ病になったのか?最大の要因は?
  • うつ病が再発しないように個人で取り組んでいるor取り組もうとしていることは?
  • その会社でなら再発・悪化することなく働ける?

この3点を明確に説明できることは必須。

というか、たぶんまともな会社なら、うつ病の名前を出した時点で、何らかの形でこれらを聞いてくるはず。

うつ病を明らかにしてそれでも雇ってくれと言う以上、こちらには
「自分にとってうつ病の原因となるのはコレ」
「それを避けるためにこういうことに気をつけている」
「その会社でなら原因となるその状況を避けつつ、今度は自身でもストレスコントロールしつつ、再発・悪化させずに働ける」

ということを論理的に説明し証明する義務がある。

うつ病をオープンにして就活するなら、これは大前提。
理論的にも、体感としても。


・総括

ダラダラ書いたけど、ざっとそんな感じ。

面接受けていく中で、正直
「ブラック臭がする……」「ここは合わない」と感じた企業もいくつかあったし、
内定貰ったところ以外でも「いいな」と思った企業もいくつかあった。
縁がなくてお祈りされたけど。

でも、最終的に「俺という人間そのものを見てくれる」と感じる、良い企業から内定貰えたと思う。

特定を避けるために詳細は書かないけど、面接で話してる段階から既に “縁” を多少感じたところだし。

就活は結局のところ、その企業と縁があったかどうか、みたいなの聞くけど、割とそういうもんなのかもね。

縁って不思議で面白いもんだ。



所詮は結果論になるけども、やっぱり
諦めずに、自分の軸をしっかり持って、ブレずに動き続けていれば、
いつか “自分” をよく見てくれる企業に出逢える。

就活を終えて振り返ってみて、ふとそんな気がした。



……というわけで報告終わり(´・ω・`)

もし就活中もしくはこれから就活に挑むって人が読んでくれたなら、
上記の言葉を励みにでもしてくれたら幸いです。

自分の信念・軸をしっかり持つ!
ブレない!
諦めない!

そうしたらきっと、道は拓ける。