SE辞めて1年が経ちました。
(´・ω・`)おおかみさんです
システムエンジニアの仕事を辞めてから、
つまり退職してニートになってから、ちょうど1年経ちました。
タイミング的にキリの良い感じなので、いろいろ振り返ってみて、現時点での思うところをぐだぐだと書き残しておきます。
思えばこの4年、色々なことがあった。
たかが4年。
されど4年。
俺的には波乱万丈な感じだった。
上京して、気持ちも新たに、仕事頑張りつつ色んな経験をした。
結果的に、うつ病で退職することになって今に至るわけだけど、上京したことに後悔は全くない。
SEを選んだことも、あの職場で仕事したことも、それ自体には後悔はない。
あの職場、あの会社の評価体制はクソだと今でも思うし、SE業界のクソなところも見たけど、そういうクソなものが日本社会に蔓延ってるというのを学ぶことはできた。
そんなクソなところで、うつ病悪化させながら我慢して働いて、ようやるわーって感じだけど。
働いてた当初から抱いてた仕事というものに対する気持ち、
退職して1年経って振り返って考えて辿り着いた気持ち。
これは今までの「仕事」カテゴリの過去記事にも書いたけども、
結局、俺としての仕事への考え方は変わらなかった。
俺の「仕事」に対する意識。
箇条書きにすると、仕事とは。
- 効率を追い求めるもの
- クオリティを追い求めるもの
- スピードを追い求めるもの
- 時間の浪費はしないもの
- 良い仕事には相応の高い賃金を支払うもの
- 悪い仕事には相応の低い賃金を支払うもの
- 中身、結果、効率、質で判断するもの
- 年齢だけで判断されないもの
- 年数だけで判断されないもの
- 情の介入する余地のないもの
色々考えたけど、どう思考しても最後はこの認識に辿り着く。
いい加減な作業なんて有り得ない。
仕事に手抜きは論外。
最高のクオリティを最高効率で最速で仕上げる。
質が高いだけなら誰でも出来る。
速いだけなら誰でも出来る。
要領良くやるだけなら誰でも出来る。
それら全てを満たすのがプロフェッショナルのワザ。
仕事としてやる以上、プロ意識は必須。
仕事としてやる以上、それを目指し研鑽するのは当たり前。
その程度のこともせずして何がプロか。
質の高いものを、効率良く、短期間で仕上げる。
これ以上の仕事があるか。
良い仕事には相応の賃金を支払うべきだ。
そこに年齢・性別・人種・経験年数等は一切関係ない。
仕事について考えるとき、どうしてもこういう思考に落ち着いてしまう。
無論、この思考が原因でうつ病になったのは理解しているし、この理想論が日本社会で実現する可能性は限りなくゼロに近いこともわかってはいるが。
これはもう、生来の性格的なところから来るものだから、どうしようもない感がある。
どんなに質を高めても、どんなに速く効率良くしても、どんなに良い仕事をしても。
評価はされず、総勤務時間 (残業量の少なさ) で文句を言われ、仕事が速すぎると文句を言われ、仕事が丁寧すぎると文句を言われ、業務改善案を挙げれば若造が意見するなと却下され、賃金は上がらない俺。
どんなに質が低くても、どんなに効率悪く遅くても、どんなに “業界1年目レベル” の粗末な仕事をしても。
総勤務時間 (残業量の多さ) で評価され、よく仕事を頑張ってると言われ、業界経験10数年あるベテランだからといって俺の2〜3倍以上の賃金を貰ってるオジサン。
粗悪な仕事の中身を指摘しようものなら、
まぁまぁまぁ、そうかもしれないけどあの人にも家族が居るし、あの人なりに頑張ってるんだから〜、等と……。
俺の仕事観からしたらね。
俺の性格上ね。
そりゃあね、こんなの。
気が狂うわ。
上述した俺の「仕事とは」って認識から、完全に外れた正反対のことされてるんだもん。
俺は他人のことであっても、こと仕事に関してだけは、度を越していい加減なことしてるのを見るとイライラしてしまう。
適当に従順に合わせて渡り歩いてる後輩とか、意図的に残業時間増やしまくって残業代で稼いでる先輩とかは、どのみち基本給は俺と大差ないってのもあって、テキトーにしてるの見たら思うところはあっても割とどうでも良かったが。
俺より明らかに酷い仕事の中身でありながら、明らかに度を越したいい加減な仕事していながら、そんな人が何故か評価され多くの賃金を貰ってる、というのはさすがにイライラして我慢ならなかった。
経験年数を考慮に入れても、仕事の中身があまりにアレだから、賃金は俺と同等程度か良くて数万上程度か、という人がだからね。
経験年数?ベテラン?
そんなもの、その経歴に見合った能力を発揮して初めて効力のあるものだろ?
業界1年目のヒヨッコ程度の雑な仕事しか出来ないなら、経験年数あるだけ逆に恥ずかしいぐらいだろ。
家族がある?生活大変?頑張ってる?
知らねーよ。
そんなこと言ったら、俺だって生活大変だよ、俺だって頑張ってるよ。
そんな下らない理屈で賃金決まってたまるものか。
仕事が「出来る」のか「出来ない」のか。
二つに一つ。
在るのはそれだけだ。
それ以外の理屈なんか要らない。
仕事に於いては、ただそれだけで良い。
とにかく俺は、常にその意識で居る。
今後の話。
とか何とか言っても、働かんことには金がないし、金がないと生活できないし。
自宅療養して1年経って、
さて、今後どうしようか?
って考えたりはしてるのよ。
仕事。
どうしようか。
経験を活かす、だけ考えたらSEになるけど、
正直、またSEやりたいとはもう思えない。
じゃあ、特性とか。
たぶんパソコン、Excelは人並み以上に扱えるし、
アホみたいにキッチリ仕事する性格から、何らかの事務系が向いてるとは思う。
ただ、特にこういう業界が良いみたいな希望が全くない。
今、漠然と強く望んでることはただひとつ。
東京 (もしくはその近郊) で一人暮らししたい。
それだけ。
それさえ出来れば、業界なんかどこでもいいや、って気分。
あと、仕事先探すときに、うつ病をオープンにするか隠すか、も考えとかないといけない。
これも今密かに悩んでることだったりする。
一般的には隠すことのほうが多くて、オープンにしたら圧倒的不利になる、ってのはわかってるけども。
個人的には、できればオープンにして働きたいとも思ってる。
他人にも自分にも、嘘を吐いて生きるのはもう疲れた。
……というわけで、ホントにどうしようか(´・ω・`)
まだまだ悩み中(´・ω・`)
良い感じの仕事あったら誰か紹介してくださ(←
最後に。まとめ。
退職から1年。
体調はだいぶ快方に向かってる。
医者の診断では、
「普通に日常生活を送るだけなら、薬の必要もなく問題なくやっていけるだろう。ただし、働くとなった場合は、薬なしではまだ耐えられない可能性が高い。」
という状態らしい。
仕事について、仕事に対する考え方について、
色々と考えてみたけど、気持ちは結局変わらなかった。
とはいえ金は必要だし、一人暮らししたいしで、働くことをそろそろ視野に入れて考え始めてる。
そんな感じです(´・ω・`)