おおかみさんの気まぐれ雑記帳

うつ病やSEの経験談、仕事のことや考え方等を気まぐれに書き連ねていきます(´・ω・`) Twitterアカウントは @marrella

【実録】創価学会 脱会を決意した時の母との対話

(´・ω・`)おおかみさんです

今回は、おおかみさんが創価学会脱会を決意して、
それを親に打ち明けた時の会話内容を晒します。

会話したその日のうちに、会話の概要とその時思ったことをテキストメモ取っておいたのを、そのままコピペで載せるので、多少読み辛いところがあると思うけど、ご了承を。


1. 経緯説明

いきなり会話だけ貼り付けるのもアレなので、親 (というか母) に打ち明けて対立する流れになった経緯を説明しておく。

おおかみさんは、創価学会の家庭に生まれた。
生後たったの約4ヶ月で入信させられてる。
それから20数年間ずっと、無理やりやらされてきた。
嫌な経験もそれなりにしてきた。
ただ、親が学歴コンプレックスで学会活動ほとんどやらないのを逆手にとり、可能な限り学会活動しない方向でやれてた。
これなら親さえ表面的に誤魔化せれば何とかなってた。

が、転機が訪れる。
時は2011年11月中旬頃。
創価学会では大学までは「学生部」、大学卒業して社会人になると「男子部」という区分けになるんだが。
大学卒業を控えてた時期だから、来年から男子部だよね!って感じで、地域の幹部たちが訪問してくる頻度がすごく増えた。
男子部ってのは、内部に「大学校」と呼ばれる「創価学会の勉強会するところ」みたいなのが組織されてて、その大学校にも「創価班」とか「牙城会」とかいくつか種類がある。
どの大学校に所属するかとかを決めるための説明や面談を、ちょうどこの時期にするらしい。

で、その面談ってのを勝手に日程組まれたのよ。
忘れもしない12月19日。
「明日の夜、面談するから準備しておいてね」
幹部の訪問頻繁になってきた頃から、普段の学会活動のこととか、学会に対する想いとか、そういう話を特にしてくるようになってて、嫌な空気は感じてたが。
大学校の面談ともなると、会ったこともない幹部たち相手に、学会活動やらへの意気込みとか想いとか、“思ってもいないことを喋らされる” のは間違いない。

親を欺くだけならまだしも、
見ず知らずの他人にまで壮大なウソを吐いて欺くのは心苦しいし、
何よりももう自分の心にウソを吐き続けることに耐えられなかった

面談の話はもう親の耳にも入ってて、母は
とても良いこと、行ってこい、と嬉々として言ってるし、
もうこのタイミングで言っておかないと自分の心が保たないと思った。

斯くして、親に打ち明けるに至った。


2. 母との対決。 その概要

さて、ここからが本題。
この先は、当時の会話内容のメモと、そこからの自分が思ったことを書いたもの、をコピペします。
読み辛い箇所もあるけど、紛れも無く当時自分が心底思った記録。
これが事実。

創価学会やめたい、と切り出した後の記録。

俺が、宗教信じる気にはなれない、って言って
母が、じゃあ宗教信じないなら何を信じるの?、ってのに対して
俺が、自分を信じればいい、って返答した、そのあと
母が教学の本を引っぱり出してきて引用(音読)開始。


ちなみに、その本の中の母が引用した部分を要約&意訳すると、

Q. 宗教なんて必要ない。自分だけを信じてればいいんじゃないの?
A. 自分だけを信じてればいい、と言いますが、その「自分」というのはあやふやで曖昧なものです。
そんな不確かなものは信じるに値しません。
人間には地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏という十界の生命というものがあります。
しかし、一般の普通の人間はほとんどの場合、このうち地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道をぐるぐる繰り返しているだけで、特に三悪道と呼ばれ人間の忌むべき部分である地獄界、餓鬼界、畜生界をぐるぐるしていることがほとんどです。
つまり自分だけを信じる、ということは、この三悪道を信じるということとほぼ同義です。
このような考えを持つ人が近年増えてきているからこそ、人と人との繋がりの薄い殺伐とした世の中になってしまっているのです。
これではいけません。
創価学会の仏法は唯一確かで正しい法であり、この仏法を信じて信心することによってのみ、四聖と呼ばれる声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界の境地に辿り着き、真に確かな正しい自分を確立することができるのです。
つまり、自分だけ、などという不確かなものを信じていても四聖の境地に至ることはできず、真に確かなこの仏法を信ずることによってのみ清らかな四聖の境地に至った自分になることができるのです。
これで自分だけを信じることの愚かさ、仏法を信じることの重要性がわかったでしょう。

↑って感じ。
本文はもっと長ったらしくややこしく書いてある。
お得意の論点の摺り替えももっと凄いことになってるよ(ry

で、これを引用(音読)したあとの母の意見

ほら、この本にもちゃんと書いてあるやろ!
自分だけを信じるなんて、そんなんあかん!
自分なんて、なんでそんなもん信じられんの!?
この本にも書いてあるやろ!
自分だけ信じるなんてあかんことや!
そんなんで生きていかれへん!
人間生きていくには他人も信じんとあかんやろ!
ひとりでは生きていかれへん!
他人さんもおらんと生きていかれへんねんから!
自分なんて、なんでそんなあやふやな不確かなもの信じれんの!?
自分なんてもの、世の中で一番信じられへんものやんか!
唯一確かなのは、この創価学会!仏法だけや!
この確かな仏法を信じられへんってなんでや!?
この仏法を信じてこそ(人間は生きていけるん)やろ!
なんでこの絶対確かなものが信じられへんねん!
なんでそんなあやふやなもの信じるとか言うねん!
自分なんて一番信用ならんもんやろ!
なんでや!?
ちゃうか!!

んで、↑に対する俺の返答

まず俺は、自分「だけ」を信じる、なんて一言も言ってないよ。
自分を信じる、って言っただけや。
自分を信じるのは当たり前、その上で他人も信じる。
あやふやって言うけど、自分を信じれんかったら他人なんかもっと信じられへんやろ。
それと、自分を信じるのは愚か、って言うけど、そんなこと言うほうが愚かやと思う。
十界の生命論で言うと、
人間の中には地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天、声聞、縁覚、菩薩、仏界の全てが備わってる。
それは誰もがみんな持ってる。
別に三悪道ばっかりってわけじゃない。
仏法せんと四聖の境地にならんってわけでもない。
誰もがみんな全ての面を持ってる。

俺が言う「自分を信じる」っていうのは、要するに十界の生命全てをひっくるめて自分全部を信じるって意味や。
決して愚かなことじゃない。
むしろ難しいこととちゃうか?
そんで、宗教に縋らんとその「自分を信じる」ことがでけへん人は、自分に合った宗教やればいい。
宗教に頼らんでも「自分を信じる」ことのできる人は、別に宗教やる必要ない。

宗教ってのは究極的には「人が自分自身を信じれるようになるための手段・儀式」やからな。
だから宗教の存在自体は人間に必要なもんやろう。
必要としてる人はいっぱいおる。
ただ、それと同じぐらい、宗教なしで大丈夫な人もおるってことや。

人間みんな絶対に全員宗教が必要、なんてことはない。
そんなこと思ってるのはその宗教やってる人だけ。

それはただの押し付け。
宗教必要ないわ、って人からすれば、そういう押し付けは幸せどころか、ただ迷惑なだけでしかない。
宗教せんと不幸になる、なんてことはない。
宗教必要としないタイプの人にとっては、宗教しないことのほうが幸せなんや。

お母さんだって、例えば創価学会なんかやってたら不幸になる!無宗教になりなさい!って強要されたら嫌やろ?
それ、同じことやってるんやで。
仏法が確かなもの、と思って信じるのは構わん。
お母さんの自由やし、否定はせぇへん。
それを信じることでお母さん自身が安心できるんやったらそれでええ。
若いころ周りが創価学会否定するばっかりな中で、信じて自分の信念を貫き通してきたことは、純粋にすごいと思うし尊敬する。
でも、それを押し付けるのは間違ってる。
お母さんが仏法を信じるっていうのと同じように、俺は自分を信じる、って言ってるだけや。
自分すら信じられへん奴が他人を信じるなんて不可能やからな。

↑母この直後、考え込むような唖然としたような顔でうつむいてフリーズ。

まぁ、予想通りと言えば予想通りだけど、
やっぱ母、自分で自分を信じられない人だったのね。
だから「外」に「確かなもの」を求めた。
それが母の場合、たまたま創価学会だった。
で、依存した。
依存した時点で思考停止してるから、以降、何も疑問に思うことなく妄信した。

って感じか。
そんで、「自分なんてものはあやふやだから信じられない」っていう根本部分を俺が明確に否定したからフリーズしちゃったんかな。


……で、ここまで回想してて、ふと思ったんだけど、
俺の言う「宗教とは人が自分自身を信じられるようになるための手段・儀式」
に照らし合わせてみると、うちの母ってなんか可哀想な人だよな。
長年熱心に宗教やってきてるのに当たり前のように「自分なんてものは一番信じられないもの」なんて言い切ったんだから。
俺から見ると、宗教やってる意味皆無というか何というか……
つか、熱心にやってても自分を信じられないままとか、やっぱ宗教として破綻しt(ry

以上。


3. まとめ

コピペって言って引用した部分は、当時のメモそのまま完全ノーカット無編集です。
ちょっと長すぎるから、少しでも読みやすいようにと軽く色付けてみたけど、それ以外はそのままコピペした。

これを読んで何を思うかは、人それぞれということで読者に任せるけど。

恐らく、多くの賢明な方々なら、少なくとも母の言い分は論理破綻してるし異常だと感じるのではないかな、と勝手に思ってる。

それが洗脳の恐ろしさでもある。

無論、俺の言い分こそが正義、とか主張するつもりもないし、そこは賛否両論でいいけど。


……と、まぁ、そんな感じ(´・ω・`)
こういう全体公開な場で、このことを暴露するのはこれが初めてだったりする(((´・ω・`)))

それでは。

(´・ω・`)ノあでゅー